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>top>生臭日記>その8

2003年2月上旬 蛇頭、大喧嘩

雌雄判別の結果、魚吉&中吉が「仲睦まじいカップル」ではなく、「ただの仲良し二人娘」である可能性が高まった。一方、別水槽に隔離した小吉は、オスである可能性が残っている。

そこで、隔離飼育から二週間ばかり経ったある日、小吉を再度60cm本館に移してみようと思い立った。中吉は餌の喰いも良く元気に育っているし、水槽内に水草が増えたから隠れ家もあるし、ひょっとしたら今度は仲良くなるのではないかと希望的観測を持って臨んだのである。


小吉は口に入りそうな生き物を見ると手当たり次第に飛びかかって喰おうとするので、まずは60cmからエビとオトシンをすくい出し、続いてルームメイトから小吉をすくう。

ちなみに、うちの蛇頭どもは警戒心のカケラも無いので、蓋を開けてアミを入れると「餌でもくれるんかいのう」とわざわざアミに寄ってくるので、大変捕まえやすい。
小吉の居ない楽園
小吉が居なくなって楽園と化した旧館


さて、小吉投入後数分で事態に動きが。前回は魚吉から逃げ隠れするだけだった小吉が、今度は魚吉に喧嘩を売ったのである。

喧嘩開始
喧嘩を売る小吉(右)、応じる魚吉(左)

以前と同じく、争うときは目やエラ、ヒレの付け根などが黒く変色して不気味なことこの上なし。蛇頭の喧嘩は、のどを膨らませて顔を大きく見せることにポイントがあるらしい・・
二人でのどを膨らませて睨みあっているところに、臆病者の中吉が通りがかった。すると、
のど自慢
三匹揃って(左から中吉・魚吉・小吉)
なんと、中吉ものど自慢に参加。しばらくの間、三つ巴の喧嘩模様を演じる。

しばらく睨み合いを続けた三匹だったが、程なく中吉が脱落。やはり体が一番小さいからか、こういう場面は苦手な模様。
日和見
さっさと避難して様子見を決め込む中吉
しかし、魚吉と小吉の喧嘩は収まらない。もう、こうなったら徹底的にやってもらうか、とこちらも達観モードである。子供の兄弟喧嘩を眺める親というのはこういう気持ちなのかも知らん。

中吉脱落後、1分ほどで勝負は付いた。順当に、魚吉の勝利。

魚吉の一撃
魚吉、上から小吉を押さえつける。そして直後に頭に噛み付く

上手に写真を撮ることが出来なかったのだが、膨らませた頭を押しつけ合うという不思議な喧嘩の後、上から回り込んだ魚吉が小吉の後頭部(?)をガブッと噛み付き、勝負アリ。小吉は一気に鎮まってしまった。

チャンピオン魚吉しおしおの小吉
Winner魚吉と、しおしおになった小吉

翌日には小吉はすっかり大人しくなり、魚吉も別に小吉をいじめるでもなく、三匹は奇妙な調和の中で一緒に暮らしている。しかし、小吉が中吉や魚吉とこれ以上仲良くなることも無さそうだ。

結局、この三匹からカップルを得ることを諦め、緊張状態の緩和のため小吉を元の水槽に戻すことに。
こうして、蛇頭宗繁殖寺化の野望から一歩遠のくことになった。

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